論文集(2021年度・令和3年度)

2022年5月31日 論文集

冠婚葬祭と情報化 (1年目)

学識経験者の先生方に委託している研究調査は、2021年度からは「冠婚葬祭と情報化」というテーマで3か年にわたって実施されています。2021年度はその1年目について論文としてまとめていただきました。
(なお、本研究調査は、互助会保証株式会社からの委託事業として行われているものです。)

※先生方のご所属は2022年3月末時点のものです。

1. 葬儀と結婚式に見られるDX(Digital Transformation)の浸透の可能性について
(國學院大學 教授 石井研士)

2. 冠婚葬祭と情報化に関する研究 はじめに
(国立歴史民俗博物館 教授 山田慎也)

【プリント班】
2.1. プリント班 概要
(国立歴史民俗博物館 教授 山田慎也)
2.1.1.作法書に見られる情報と社会層
(国立歴史民俗博物館 教授 山田慎也)
2.1.2.冠婚葬祭における衣装・用具・施設を「共有」するということ
――石川県旧能美郡の事例

(大正大学 非常勤講師 大場あや)
2.1.3.スピリチュアル系書籍に描かれた先祖観と墓参りの作法
(国際宗教研究所 研究員 問芝志保)
2.1.4.八事斎場再整備計画と八事霊園納骨堂における長期利用について
(名古屋学院大学 准教授 玉川貴子)
2.1.5.オンラインショップにみる葬祭領域の印刷物について
(ものつくり大学 教授 土居浩)

【インターネット班】
2.2. インターネット班 概要
(ものつくり大学 教授 土居浩)
2.2.1.コロナ禍における結婚式の開催と情報システムの利用
(国立歴史民俗博物館 助教 橋本雄太)
2.2.2.オンライン墓参の可能性
(一般社団法人シニア生活文化研究所 代表理事 小谷みどり)
2.2.3.納骨堂におけるデジタル情報技術の導入動向
(東京大学 先端科学技術研究センター 特任講師 瓜生大輔)
2.2.4.お墓と記憶のデジタル化
——QR コード付墓石とオンラインメモリアルサイトをめぐって——

(國學院大學 PD研究員 宮澤安紀)
2.2.5.情報産業としての葬儀業:情報化による職能実践と儀礼実践の変容
(自治医科大学 教授 田中大介)
3.1. 冠婚葬祭を中心としたデジタル化・情報化がもたらす課題解決の事例収集
(冠婚葬祭総合研究所 研究員 後藤恵理)
3.2. 七五三と貸衣裳 ―紙媒体から動向と意識の整理を試みる―
(冠婚葬祭総合研究所 研究員 田口祐子)