中国の福寿園国際集団が来日され、特別講演会を開催しました

2017年11月6日

11月6日(月)機械振興会館にて、中国の福寿園国際集団からCBO(チーフブランドオフィサー)の伊華氏をお招きし、特別講演会を開催しました。

福寿園国際集団有限公司は、上海に本社を置く1994年設立の中国最大手の葬儀会社で、2013年には香港市場に上場、創業時からの霊園事業を中心に葬礼サービス、火葬設備、葬儀に関わる人材の育成、生前契約と、葬儀全般に事業を展開されています。
弊社では、平成29年4月にアジア冠婚葬祭業国際交流研究会の中国視察で、上海の美しい霊園を中心に同社を訪問させていただき、以来交流を続けています。今般、弊社および互助会への交流・視察のための訪問団来日に際して、ご講演をお願いしました。
伊華氏は、同社の経営陣のお一人であり、自社の価値をどの領域に発揮していくべきかの企業戦略を担うChief Brand Officerの要職にあり、中国葬祭協会の専門化委員会の事務局長も務められています。
今回は、「中国葬祭業界の革新と発展」という演題で中国の葬祭市場の現状と、その発展のために福寿園国際集団がこれまで貢献してきた成果、さらにはこれからの展開についてご講演をいただきました。
美しい公園霊園で、故人の霊をなぐさめ、その記憶を永遠にとどめるお見送りは、日本人にとって葬儀のあり方を考える上でも参考になりました。一方で、国営の葬儀場で行われる葬礼サービスはまだまだ向上の余地があり、年間1千万人近くが亡くなる中国の市場を考えた場合に、葬祭業者の使命と可能性の大きさを強く感じました。
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